千葉県公立入試での内申点の計算方法

・1学年ごとに「9教科×5段階=45点満点」で計算され、3年分で「45点×3学年=135点満点」で個人の内申点が高校へ送られます。
・実際の入試に使われる内申点は、学校ごとの内申点の差を無くすために
 
  個人の内申点+(95-中学校ごとの評定平均値) 
  ※中学校ごとの評定平均値:在籍する生徒の評定値の平均値。
 
で計算されます。
個人の内申点(評定値)をそのまま使うと、中学校ごとに差が生まれてしまいます。
例えば
A中学➡「成績に1はほとんどつけずに5がつく生徒がとても多い学校」
B中学➡や「5がつく生徒が非常に少ない学校」
の2つに同じそこそこ優秀な生徒が通った場合
A中学だとオール5が取れるのに、B中学だとオール5は取れない…
という学校ごとの差が生まれてしまう可能性があります。
 
その差を是正するために、3.5×9教科×3学年=95という基準値から、通っている中学校がどれだけ評定平均値が離れているかを計算して、プラスマイナスする方法がとられています。
 
例)
成 績:中学校3年間全科目オール4で、個人の内申点が4×9教科×3学年=126点の生徒
中学校:比較的5を取る生徒が多く、中学校の評定平均値は100
入試での実際の内申点:126+(95-100)=126-5=121
※内申点は-5され、実際は121として扱われます。
※中学校ごとの評定平均値は毎年変化しますが、学校の成績のつけかたの雰囲気、傾向等で、過去のデータ千葉県内公立中学校ごとの評定平均値」は目安になるかと思います。
※個人の内申点は学校、先生によりつけ方が違います。
 1学期➡5、2学期➡5、3学期➡5の科目であれば5であると思われますが、
 1学期➡4、2学期➡4、3学期➡5の科目は5にすることもあれば、4にすることもあるようです。
 正確な数値は学校の先生に聞いてみるしかないようです。